2010年4月25日日曜日

2月新設住宅着工は15カ月減、戸数は3番目の低水準=国交省

 [東京 31日 ロイター] 国土交通省が31日発表した2月の新設住宅着工戸数の前年比は9.3%減で、1月(8.1%減)に続き2カ月連続の1けた減となったものの、15カ月連続減となった。
 新設住宅着工戸数は5万6527戸で、過去3番目の低水準だった。来月公表の3月分も低迷した場合、既に公表された暦年分と同様に、2009年度は AION
45年ぶりの80万戸割れとなる可能性が高まっている。季節調整済み年率換算は79万4000戸だった。
 ロイターの事前調査では、住宅着工戸数の予測中央値は前年比0.8%減、年率換算の予想中央値は86万8000戸で、結果は予想を下回った。
 2月は貸家と分譲住宅が減少、持家は増加した。国土交通省では、雇用?所得環境の厳しさを背景に rmt
「貸家や分譲マンションの着工水準が低かった」と分析。住宅着工は「このところ持ち直しの動きがみられるものの、依然として厳しい雇用?所得環境等により、当面は予断を許さない状況が継続する」とみている。
 大手50社の建設工事受注額は前年比20.3%減で、3カ月ぶりに減少した。公共工事、民間工事ともに減少し、民間ではサービス業、製造業、
運輸業などが減った。
 住宅着工に1カ月程度先行すると言われる建築確認交付件数は前年比7.1%増となり、4カ月連続の増加となった。ただし、リーマンショックの影響を受けた前年の落ち込みが大きかった反動もあり、実勢としては「引き続き低調」(国土交通省)と説明している。
 (ロイター日本語ニュース 寺脇 麻理記者)

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引用元:ローズ(Rose) 専門サイト/

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